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デジタルとアナログ

アナログ その他

一時期は存在が危ぶまれたアナログ盤ですが、近年、世界的にアナログレコードの人気が高まり、日本でも国内生産枚数が最も少なかった2009年に比べ約10 倍に伸長しています。
そもそも、アナログとデジタルとはどう言う意味でしょうか?またどういった違いがあるのか?
今回、簡単ではありますが解説していきたいと思います。

アナログ・デジタルとは

  • デジタル:新しい、コンピューター、音楽CD
  • アナログ:古い、LPレコード

といったイメージをもっておられる方も多いと思われます。

デジタルデータというのは、「つながりがない」「間が空いている」「途切れ途切れの物」との事で。
0から1の間を考えた時に、0.5は存在しない、という物。
逆にアナログというのは繋がりがあるもの、途切れがないという物。
アナログ時計は0~1の間のどの時間も表現でき、どの場所を見ても値がある。

例えると、デジタルは1段、2段と階段の様になっているが、アナログは上り坂のように繋がっているイメージになります

デジタルの場合は「0,1」のように数字で表すことができるの、同じデジタルのパソコンとは相性が良い印象です。
アナログの場合は連続するあいまいな数値なので、パソコン等で扱う場合はいった「デジタル情報に変換」しないといけません。

音楽に関するアナログとデジタル

このアナログとデジタルの違いはオーディオ関係でも同じではないでしょうか。
アナログレコードの方がCD(デジタルデータ)より音が良いとよく言われていますが、この繋がりがあるかないかに表れます。
生音・原音=アナログなのでそっちの音の方が温かみがあり、好みが別れるのではないでしょうか。

アナログレコードは盤を作る時に(ラッカーマスターと呼ばれる大元の盤を作る時に)、録音されている音の振動を針に伝えて物理的にそのまま盤に刻み込んで作るのでどの部分でも音が繋がっています。
CDなどに入っているデジタルデータは、差がないほどの間隔で音の情報をデジタルデータとして記録していても、原音からすると音の情報としては途切れが発生します。
また、CD-DA規格だと、人間の耳に聞こえる限界の20KHzまで再生するには、その倍の周波数の分解能が必要になります。それにデジタル信号処理の余裕を見て44.1KHzという周波数に決定されました
44.1kHz/16bit以上の情報はカットされてします。耳に聞こえないとされる音ではありますがその差がレコードとCDの音の違いにでているのではないでしょうか

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