ジャケット等の用紙を選択する際、「コート135kg」や「コート90kg」と表示されている事があります。「コート」は用紙名を「1350kg」は用紙の厚さを表す斤量を示しており、斤量は、数字が小さくなるほど薄くなり、大きいほど厚くなります。ではこの重さは何を基準で示されているのでしょうか。
用紙に関しての雑学②
メディア 印刷用紙の連量
原紙1,000枚を1連と呼び、その重量(kg)が、紙の厚さの目安になります。
たとえば四六判のコート紙1連の重量は、70kgや90kg、135kgなどと呼ばれ、区別されます。
原紙の大きさが違えば同じ厚みの紙でも重さは異なってきます。各サイズの比較表を下記に記載いたしましたのでご参照ください。
四六判 | 菊判 | A判 | B判 |
---|---|---|---|
70㎏ | 48.5㎏ | 44.5㎏ | 67.5㎏ |
90㎏ | 62.5㎏ | 57.5㎏ | 87㎏ |
110㎏ | 76.5㎏ | 70.5㎏ | 106㎏ |
135㎏ | 93.5㎏ | 86.5㎏ | 130.5㎏ |
一般的には四六判で表記する事が多いですが、覚えていてお損はないのではないでしょうか
用紙の種類によっての厚みの違い
同じ135kgの用紙でもコート紙と上質紙では紙の厚みが異なります。
コート紙135kgの厚みは約 0.14mm、上質紙135kgの厚みは約 0.2mmとなり厚みが異なります。
少ないページ数だと影響が少ないかもしれませんがページ数が多いとケースに入らない等もございます。その際はご相談いただければ
ケースにあった用紙をご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください。