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印刷データ作成のコツ④

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4回目となります印刷データをワンランク上にする為の一手間。
今回は盤面デザインで使えるアイデアを紹介させていただきます。

レコード風のデザイン

CD等でアナログレコードの様なデザインを見かけることはあります。溝の部分の画像なので表現するのも方法なのですが、溝を立体的に表現したい方に おすすめの方法になります。

盤面のシルク印刷で抜きあわせではなくノセで印刷すると若干ではありますが段差ができます。
それを利用してベースに黒ベタを印刷した上に溝部分にもう一度黒を印刷する方法で、段差を表現します。

溝部分の黒を透明インクを使用して表現する方法もございますが、見た目的には黒+黒がレコード風の仕上がりには向いているのではないでしょうか

オフセット印刷で白ベースなし

シルク印刷に使用するインクは不透明で盤面の下地が透ける事はございませんが、オフセットで使用するインクは下地をひかないと、盤面の下地の銀盤が透けてメタリックな仕上がりになります。 その事をデザインに利用してみてはいかがでしょうか

キャラクターやロゴの部分などのオブジェクトのみに下地の白をひいて背景は下地なしでオフセット印刷を行えば下地をひいた場所とひかない場所で質感が異なり、絵柄を浮き上ららせる事ができます。

データ上で白版を作成しなくてはなりませんが、アイデア次第で面白い盤面が作れるのではないでしょうか

その際、注意が必要なのが内径23〜46mm部分は銀盤の質感が異なりますのでご注意ください。
また、あまり細かい絵柄だと白版がずれる恐れがあります。

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