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Blu-rayと不織布

メディア Blu-ray制作

CDやDVDを保管や配布に使用されている不織布ケースですが、ショップ等で販売している不織布ケースの中には、「ブルーレイ対応」と書かれたものがございます。
通常のものと、ブルーレイ対応と記載されたものは何がちがうのでしょうか?今回はブルーレイと不織布ケースに関して説明させていただきます。

不織布とは?

そもそも「不織布」とはどういったものでしょうか?
一般に布は、繊維を撚って糸にしたものを織っていますが、不織布は繊維を熱・機械的または化学的な作用によって接着または絡み合わせる事で布にしたものを指す。
織られた布と比較すると強度が劣りますが、大量生産ができ複数の素材を容易に組み合わせることができ、安価に製造ができます。
広義にはフェルトも不織布の仲間といえます.

Blu-rayは傷に弱い?

容量の違いがあるCD(650MB/700MB)DVD(4.7GB/8.5 GB)Blu-ray(25GB/50GB)とございますが、ディスクの大きさは同じ12cmですから記録の密度が違います。容量が大きくなるほど読み取りの精度がもとめられる事となります。
また、記録面の保護層の厚さがDVDは0.6mmあるのに対し、Blu-rayディスクでは0.1mm程度しかありません。そのため、ほんの少しのキズが付いた場合でもデータ記録面に重大な問題が発生する場合があります。
また、外からの圧力でへこみやすくなっていますので、ディスクの上に物を置いたりすると反りが出たりします
Blu-rayに対応していない不織布ケースに入れると表面の繊維柄の凹凸が転写し、ディスク品質を著しく損なう恐れがある事から、お薦めしていません。

長期保存を考えるのであればケースに入れる

ブルーレイ対応の不織布ケースは通常のものと比べると素材が柔らかく凹凸が少ない為、一時的な保存や持ち運びには便利かもしれませんが、記録面に直接不織布が触れ、外部からの衝撃や圧力にも弱い為、記録など長期に保存を考えるものはプラスティック製等のケースに入れてて直射日光を避けるようにするようにする事をお勧めいたします。
これはブルーレイだけでなくCDやDVDも同様となります。

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